代表取締役 加藤勇志郎

産業を下支えする、ゴルフにおける「キャディ」のような
存在として、モノづくりの秘めたる大きなポテンシャルを
解放する一助となれるよう、尽力して参ります。

製造業は、日本の主力産業であることにとどまらず、世界を支え続けてきた誇りある産業です。

私たち自身も板金部品からスタートしました。創業当初は、図面から見積を作成し、パートナー工場と調整しながら製造、自社拠点で品質検査を行い、不良品対応でお客様に呼び出される――そんな日々を送っていました。

高度な設計ノウハウをはじめ、サプライヤー企業との阿吽の連携、現場での職人の卓越した技術などを目の当たりにして感銘を受ける一方で、同時にそれらの経験が正しく継承されないもどかしさがありました。

「構造自体を変えなければ、本当の意味で産業は進化しない」

この信念のもと、キャディは世界最大の産業である製造業の変革に挑戦しています。この極めて難しい挑戦を実現するため、最短の道を大胆に進むのがキャディです。

そのために創業から7年目。大きな意思決定をしました。

創業以来培ってきたモノづくりの知見と、独自に開発してきたソリューションを統合し、「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」として新たな挑戦の舵を切りました。

過去の知見や経験を企業の資産へと変換し、車輪の再発明と言われるような繰り返し型ではなく、積み上げ型への産業構造の転換を推進しています。

若手からベテランまで、それぞれが培ってきた知見を活かして挑戦を重ねることで、製造業は再び世界に驚きを与える存在となる。

それが私たちの目指す未来です。

製造業には底知れないポテンシャルがあります。

これまで積み上げてきた経験を、時間・人・場所の壁を超えて資産とし、拡張していくことで、モノづくり産業のポテンシャルを解放できるよう、これからも邁進してまいります。

代表取締役

加藤勇志郎